割れ目麻雀とは

テレビや漫画などで紹介されている特殊麻雀の中では群を抜いて有名なものが割れ目麻雀。スリル満点+スピード感のある展開で普通の麻雀にはない楽しさがあります! 今回はそのルールや遊び方について解説します。

割れ目麻雀とは?

割れ目麻雀の特徴を簡単に記します。

  • ドラ表示牌が2つ
  • 配牌を取った所を「割れ目」として、割れ目の席に座っているプレイヤーの打点、失点はそれぞれ2倍になる(簡単にいうとワン牌の一番最後が残っている目の前の席のプレイヤーが割れ目)
  • 四麻でも三麻でも可能

ざっくり通常の麻雀との違いはこの3つになります。 他のルールはいつもと同じになります。

特徴は持ち点が少ないので簡単に飛びやすい、ドラ表示2枚なので高打点が出やすいという所です。

例えば、上の画像のような状況の場合、南家が割れ目となります。なので、南家は失点・打点とも二倍です。

満貫ツモ上がりの場合は通常2,000・4,000の収入となりますが、割れ目の場合は4,000・8,000となります。逆に親の満貫ツモ上がりの場合は通常は4,000allですが、割れ目のみ2倍の失点で4,000・8,000(南家のみ)となります。

このように割れ目となると失う点数は他家の2倍となりますが逆に得る得点も2倍となり、とても大きなチャンスになるんです!

ちなみに三麻の時には誰も座っていない席が割れ目になる時があります。その場合は割れ目は誰にもなりません。

割れ目麻雀の面白さ

割れ目麻雀の面白さは上でも述べたとおり、ずばりスピード感スリルです!

・スリル

ドラ表示が常に2枚、更に割れ目による打点上昇があることで東1局から飛ばされるプレイヤーがざらにいます。そのスリル感は通常の麻雀では感じられないので脳内麻薬はバシバシでます!w

・スピード感

これも上記と同じくドラ表示2枚と割れ目による打点上昇により、様子見という感覚がなくなり、全局勝負所となります。その結果、オーラスまでいくことはほとんどなくだいたい東3局〜東4局で勝負がつきます。だらだらと様子見(まあこれも麻雀の面白さではありますが)することがなくなり、全局自分が主役となったような気分でガンガン攻めることができる面白さがあります!

割れ目麻雀をやるためには

割れ目麻雀は普通に雀荘で行うことができます。私がメンバーの時にやっていたルールですが、下記の通りです。(これに先程の割れ目のルールを足すようなイメージ)

  • 四麻 15,000点持ち30,000点返し
  • 東風戦
  • 赤1枚(チップ)
  • ドラ表示2枚
  • 飛びあり▲10

特定の牌を足すことや、点棒をすごく多くする必要もないので店員さんにいろいろ指示をする必要もないので簡単に雀荘で楽しむことができます。

注意することといえば最近の雀荘は自動配牌なのでそれはオフにしてもらう必要があります。 (自動配牌だと割れ目が決まっていたりするところもあるので…)

割れ目麻雀を更に楽しくする追加ルール

割れ目麻雀にはヤキトリを追加すると更に楽しくなります。

ヤキトリとは一回のゲームで和了ることができなかったプレイヤーへのペナルティです。ヤキトリチップ(表裏あり)というものがあり、東風戦内で和了ったプレイヤーはそのチップを裏返し最後まで表だったプレイヤーはペナルティを受けます。(▲10)

ヤキトリを足すことでこのスピード感とスリルのある割れ目麻雀に更にスリルが追加されます。 ただの割れ目麻雀にすら刺激が足りないという方々はこのルールも追加してみてください!

まとめ

いかがでしょうか。今回も特殊麻雀について書かせていただきました。割れ目麻雀はオールマイティと比べて手牌には何も変化はないので比較的簡単に取り組めるかと思います!

押し引きの基準とかはだいぶ通常の麻雀とは違いますが、牌効率とかはいつも通り使うことができます。通常の麻雀に飽きちゃったよという方は、たまには雀荘でこんな割れ目麻雀を試してみてください!

ありがとうございました。

この記事を書いた人
だよし

三麻が得意だと思ってる麻雀ライター/天鳳8段/MJモバイルR2600〜/関西三麻学生大会優勝/三麻メンバー歴9年目/年間収支はプラスを7年継続中/ギャンブル依存症を現在治療中

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