今回は面白い特殊ルール麻雀「オールマイティ麻雀」をご紹介します。皆さんの中には週に1回、多い方はほぼ毎日麻雀を打っている方もいらっしゃるかと思います。面白くって麻雀打っているはずなのに時々ずっと同じことの繰り返しになってしまって、麻雀自体に飽きちゃう方もいらっしゃいますよね…
僕もメンバーやっていたときは一ヶ月で500本くらい麻雀打っている時期があり、その時は麻雀なんかもうやりたくない…とまで思っていましたw
そんな時に同じメンバーをやっていた同僚からセットに誘われて色々な特殊ルールをつけて麻雀をやっていたんですが、これがなかなか面白いんです!今回はそんなメンバーの時によくやっていた特殊ルール麻雀「オールマイティ麻雀」をご紹介します!
ちなみに以前記事で紹介している清一色麻雀も特殊ルール麻雀のひとつです!
オールマイティ麻雀とは
オールマイティ麻雀とは指定した牌をオールマイティ牌とする麻雀です。特に準備も必要なく普通に麻雀をしているだけなので、特殊ルールが初めての方でも簡単にできます。
以下で僕がやっていた時のルールをお教えします。
ルール
- 三麻(全赤花牌あり、北は風牌)
- 35,000点持ち40,000点返し
- 沈みウマ▲10、飛びあり▲10
- 白がオールマイティ(オールマイティ牌は高めどりしても良い)
- フリテンツモなし
ルールは非常に簡単で、上にも書いた通り【基本普段の麻雀+白がオールマイティ牌】という感じです。オールマイティ牌とは、自分の好きな牌にしてもいい牌です。(ドローポーカーにおけるジョーカーみたいなものと思ってください)
以下で更に詳しくルールを説明していきます。
・メンツ手にオールマイティ牌が一枚ある場合(1)
普段だと③⑥と258のイーシャンテンとなるようなこの牌姿でも、オールマイティ麻雀ならすでにテンパイです。白が何にでも使える牌ですので、この場合③⑥とも258ともとっていいんです!
しかも白は高めに設定していいので、この場合は赤の5でとりましょう。
白を含んだ牌姿 | 待ち | |
白を五索 | ④⑤⑦⑧⑨3455(白)6799 | ③⑥ |
白を三筒 | ③(白)④⑤⑦⑧⑨3456799 | 258 |
白を六筒 | ④⑤⑥(白)⑦⑧⑨3456799 | 258 |
なので、これは③⑥258待ち+白のテンパイとなるわけです。(もちろんテンパイ後に白を引いてきても上がり牌としてとることができますので。)
・メンツ手にオールマイティ牌が一枚ある場合(2)
これも普段だと⑧2345678のイーシャンテンとなりますが、オールマイティ麻雀ならテンパイです!
白を含んだ牌姿 | 待ち | |
白を二索 | ④⑤⑥⑧⑧2(白)3455567 | ⑧58 |
白を三索 | ④⑤⑥⑧⑧3(白)3455567 | 4 |
白を四索 | ④⑤⑥⑧⑧34(白)455567 | 36 |
白を五索 | ④⑤⑥⑧⑧345(白)55567 | ⑧25 |
白を六索 | ④⑤⑥⑧⑧345556(白)67 | 47 |
白を七索 | ④⑤⑥⑧⑧3455567(白)7 | 6 |
白を八索 | ④⑤⑥⑧⑧34555678(白) | ⑧25 |
白を八筒 | ④⑤⑥⑧(白)⑧⑧34555677 | 258 |
こんな感じで、まとめると⑧2345678待ちのイーシャンテンが、⑧2345678+白待ちとなります!(驚異の9種29枚待ちです)
・メンツ手にオールマイティ牌が複数ある場合
ちなみに白が2枚の時ですが、こんなリャンシャンテンの手牌もオールマイティルールではテンパイです。(ちなみに①③④⑤⑥⑦369白待ちです)
待ちを考えるコツとして、何が受入れ牌なのかを考えると良いです!浮いている⑤の周辺で1ブロックできると考えると⑤の周辺は全て受入れ牌となりますね。忘れやすいのは⑤そのものが重なった時、①⑤のシャボ待ちとなる所ですかね…
・トイツ手にオールマイティ牌がある場合
この麻雀だとチートイツでも2種類以上が待ち牌となります。
こんな牌姿だとチートイツ東西白待ちになります!
注意点(フリテンになる場合)
この麻雀、結構簡単にフリテンになってしまいます。白がオールマイティだと、待ち牌がとても多くなるので簡単にフリテンでもツモってしまうのでフリテンツモは無しとしていました。
例えばこんな牌姿、②③④⑤46待ちかなと一瞬思ってしまいます。
しかし白を一索ととると、4枚使い七対子ありのルールなので
【1111(白)4466③③④④白】
となって次のツモ番で何を引いても和了(アガリ)となります。そのため、1巡目でない限り確実にフリテンになっています。簡単にアガっても面白くないのでフリテンツモは無しとしていました。
・追加ルールその1
ここまで説明したものが基本的なルールになりますが、追加ルールとしてオールマイティ牌を増やすというのがあります。僕たちがやっていた頃は白と花牌をオールマイティとして合計8枚のオールマイティ牌で麻雀をやっていました。
【一一九9①⑨東南白白白花花】
例えば、こういう手牌なら国士無双 1西北發中待ちとなります。(驚異の国士無双5面待ちですw)
・(追加ルール2)
更なる追加ルールでカラスというものがあります。カラスとは、オールマイティ牌がない手牌で上がるとボーナスがつくというルールです。(仲間内では+6飜していました。)
例えば、ここから六筒をツモった場合【ツモ、タンヤオ、ドラ3】の満貫の手ですが、オールマイティ牌のないカラスの上がりなので+6飜されて三倍満となります。
オールマイティ麻雀の魅力
普段の麻雀と違いオールマイティ牌があるとリャンシャンテンがイーシャンテン、イーシャンテンがテンパイとなるので和了りまですぐいきます!関西三麻のルールをベースとしてやると、打点も尋常じゃないくらい高くなるので脳内麻薬がめちゃくちゃな速度で分泌されますw
普通の麻雀やると、配牌悪くて降りないといけないな〜っていう局面が続いちゃうこともありますが、この麻雀ならほとんど毎局殴り合いになるので常に主役は自分です!
四麻をいつもやっているよ〜っていう人がオールマイティ麻雀を三麻でやるととても面白いと思います!(もちろん普段三麻をやっている方も!)
普段の麻雀にちょっと飽きたな〜と思う人は是非試してみてください!
まとめ
いかがでしょうか。今回は麻雀に飽きてきた人のために、特殊ルール麻雀をご紹介いたしました。仲間内でセットをやるときなどこんなルールでやってみると刺激があって面白いです!是非お試しください!
ありがとうございました。