麻雀には付き物のイカサマや不正行為。今の時代は実際に麻雀牌を触らずとも、雀魂や天鳳やDORA麻雀といったネット麻雀が流行っておりますが、ネットだからこそできる不正行為というものが横行しています。実際に、運営側もしっかり取り締まるようにはしているものの、あくまでゲームなので、常に監視できているわけではないし、ゲーム判定として自動でブロックできるようなシステムもありません。(リアルマネーを使うDORA麻雀では、特に不正行為に厳しいため、一部不正検知システムを設置しているらしい)
不正行為が見つかったアカウントは、上記ツイートのように、アカウントが停止(BAN)されるのが一般的です。DORA麻雀では、最悪の場合残高没収までされます。
今回は「雀魂」を例に、どういったイカサマや不正行為がされているのか4つ紹介したいと思います。最初に言っておきますが、プレイヤーの皆様は絶対にしないようにしてください。
コンビ打ち
Discord(ディスコード)やSkype(スカイプ)といった通話ツールを使用して、画面を共有しながら、情報を共有する行為のことを言います。
牌の残り枚数や、テンパイ速度などが把握できるため、通話していない人が圧倒的に不利になります。特に人数の少ない三人麻雀での効果は絶大で、テンパイ速度が速いため、差し込みなどで点棒操作できるのが大きいです。四人麻雀では、テンパイ速度が遅いため、欲しい牌などをポンやチーを使って操作することが多いです。
スタンプ差し込み
「雀魂」のスタンプは3×3=9マスあり、左上から1,2,3…9と数字を割り振って、自分の欲しい牌を表示させて、そこに差し込ませるという方法があります。
字牌待ちや牌種がわからないデメリットはありますが、通話が必要なく気軽にできてしまいます。
ゴースティング
ゴースティングは麻雀ゲームに限った話ではありませんが、オンラインゲームではよくある不正行為です。いわゆる「なりすまし行為」であり、ここでは麻雀の上手い(強い)人が後ろから指示して打牌させることを指します。
後ろに付く人にもよりますが、基本的に麻雀は運の絡むゲームなので、どんなに強い人でも負けることはあります。そのため、コンビ打ちほど不正ではないものの、あまり良くない行為とされています。
回線切り自動和了
これは、リーチ後やテンパイ後にわざと回線落ちしたフリをして、他家からアガリ牌を出させる行為のことを言います。基本的に「自動和了」の設定をしていないプレイヤーが多いため、回線落ちしたらツモ切りマシーンとなることが多いです。
それを知っているが故、回線落ちした相手のリーチに対してラッキーと思い、普段なら出さない(押さない)ような牌を出してしまうという、心を踏み躙ったような悪徳な行為ですね。個人的には、出した方も悪いし、わざと回線切りした方も悪いと思います。
自動和了の設定であがったプレイヤーは、次の局でもう一度戻ってきて、あくまで回線落ちしたかのようにしれっと対局を続けることが多いです。不正とまでは言わないかもしれないが、これは知っていれば一応対策は可能です。
不正行為への対策
「コンビ打ち」「スタンプ差し込み」「ゴースティング」に関しては、実際には牌譜を見ればわかることもありますが、運や確率の絡むゲームなので、ゲームの性質上不正行為・イカサマだと断定しづらいところもございます。
流石に(これはおかしい…)と思うようなところが複数回あれば、すぐに運営に通報しましょう。
運営側がはっきりと「これはやってはいけない行為」と明示されていれば、そういったユーザーも減ってくるのではないかと思います。
ありがとうございました。